製品説明
製品特徴
●培地調製不要:開封後すぐに使用でき、突発的な検査にも対応できます。高温な寒天の取扱いが不要なため、熱傷リスクも防げます
●誰でも簡単:フィルムをめくって試料を垂らすだけ、混釈操作が不要で誰でも再現性の高い検査を実現
●判定が容易:指示薬によりコロニーが染色されるため食品残渣が多い検体でもコロニーの判別が容易で、カウントミスの低減につながります
※別売りのコロニーカウンター(ペトリフィルム™ プレートリーダー アドバンスト)の活用で判定の自動化も可能
●国際的な信頼性:AOAC OMA/AFNOR認証取得、食品衛生検査指針にも収載
●世界60ヶ国以上で40年以上の販売実績
●省スペース設計:厚さ約1 mmのフィルム状プレートなので、保管や培養に必要なスペースを大幅に削減できます
●廃棄の手間・量削減:コンパクトかつ、大量の寒天の廃棄も不要なので、手間やごみ削減にもつながります
ペトリフィルム™ 培地は、3Mが展開していたフードセーフティ製品事業をNeogenが統合し、現在はNeogenブランドとして製造・販売している製品です。ペトリフィルム™ 培地ブランドについて詳しくはこちら
製品仕様
●対象菌種:一般生菌
●測定するコロニー:赤色のコロニー
●培養温度:35 ± 1 ℃
●培養時間:48 ± 3時間
●適正測定範囲:≤ 300コロニー
●保存条件:未開封の場合/-20 ℃~8 ℃、開封後の場合/25 ℃以下(冷蔵不可)
●使用期限:未開封の場合/8 ℃以下で製造後18ヶ月開封後の場合/25 ℃以下(冷蔵不可)、相対湿度50%未満で1ヶ月
●輸送条件:常温
●付属品:スプレッダー1個
よくある質問
-
Q
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)で酵母が発育することはありますか?
A
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)に発育の早い酵母が確認できる場合もありますが、35 ℃48時間の培養条件は酵母の発育に最適ではありません また、酵母は指示薬によって赤くならないために、細菌との判定に迷うことはありません なお、適切に真菌を測定したい場合は、ペトリフィルム™ カビ・酵母測定用プレート(YMプレート)やペトリフィルム™ カビ・酵母迅速測定用プレート(RYMプレート)など、真菌測定用のペトリフィルム™ 培地のご使用をお勧めいたします -
Q
なぜ、ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)上ではコロニーが赤く染色されるのですか?
A
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)では培地中のTTC指示薬により、細菌のコロニーは赤く染色されます -
Q
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)の指示薬は何ですか?
A
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)の指示薬はTTC(2,3,5-トリフェニルテトラゾリウムクロライド)です -
Q
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)を培養したところ、液状化してしまいました
なにか対策法はありますか?A
以下の方法を試してみてください- 希釈倍率を上げる
- 24時間目でカウントする:液状化により測定が困難になる前にカウントを行い、48時間後にコロニー数の測定が困難な場合に、菌数の推定に使用します
- 使用するスプレッダーをペトリフィルム™ カビ・酵母測定用プレート(YMプレート)用に代える:液状化は、その液状化を引き起こす細菌のコロニーの周囲から広がっていきます
そのため、ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)のスプレッダーよりも面積が広いペトリフィルム™ カビ・酵母測定用プレート(YMプレート)のスプレッダーに代えることにより、液状化の影響が及ぼされない部分を確保することができます - 培養温度を35 ℃から32 ℃に変更する:通常、ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)の培養温度は35 ± 1 ℃ですが、32 ℃に変更することによって、液状化の原因である「細菌が産生する酵素」を産生しにくくします
- ペトリフィルム™ 生菌数迅速測定用プレート(RACプレート)に変更する: ペトリフィルム™ 生菌数迅速測定用プレート(RACプレート)は培地成分の工夫により、ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)より液状化がしにくくなっています
生菌数測定に一般的に使用される標準寒天培地でも、このような細菌はコロニーが大きく広がってしまいカウントが難しいことが予想されます
まずは上記をお試しください
https://media.neogen.com/m/134aa3ce62b9d3bd/original/NEO-176_TechDS-AC_.pdf
-
Q
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)で希釈液をスプレッダーで広げるとき、きれいな円になりません
検査に影響はありませんか?A
希釈液1 mLあたりのコロニー数を測定するため、きれいな円でなくても検査には影響ありません ただし、希釈液が外にはみ出てしまった場合は、接種し直してください -
Q
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)に希釈液を接種したら、下部フィルムからはみ出してしまいました
検査に影響はありませんか?A
はみ出した液を通して外部からコンタミし、検査結果に影響を及ぼす可能性があります また、希釈液の液量不足により菌数が少なくなることも予想されます -
Q
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)にカビは発育しますか?
A
通常、ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)にカビは発育しませんが、まれに発育することもあります ただし、生菌数は培養48時間で実施するために、一般的に生育が遅いカビはほとんど検出されることはありません 真菌の測定にはペトリフィルム™ カビ・酵母測定用プレート(YMプレート)やペトリフィルム™ カビ・酵母迅速測定用プレート(RYMプレート)など、真菌測定用のペトリフィルム™ 培地の使用をお勧めいたします -
Q
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)で、不向きな菌種はありますか?
A
ほとんどの細菌は ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)上で赤色のコロニーとして発育しますが、一部の乳酸菌や一部のミクロコッカスはTTC指示薬と反応する脱水素酵素を持たない細菌も存在するため、赤色に染色されにくい場合があります また、標準寒天培地と同様に、規定の条件下で発育しにくい細菌はACプレートでも発育しにくい場合があります -
Q
生の食肉や野菜を検体としてペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)に接種した場合、これら食品由来の細胞はTTC指示薬と反応し赤く染まりますか?
A
いいえ、染まりません また食品残渣は不規則な形でプレート上に現れるため、通常は容易に細菌のコロニーと区別することが可能です -
Q
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)でPseudomonas属も検出できるでしょうか
A
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)にはPseudomonas属は通常出てくる細菌と考えられます 発育は特に遅くはありませんが、菌種や株によってはやや低温を好むものいるため、培養温度の影響で発育が遅くなる可能性は考えられます -
Q
pHが低い検体について、pHを調整せずに試験する方法はありますか?
A
基本的には、適切な結果を得るために適正pHに調整いただくことを推奨しております 適正pHはペトリフィルム™ 培地の種類によって異なりますので、各取扱説明書をご確認くださいまた、その他の方法として、希釈倍率さらに上げたり、緩衝作用の強い希釈液(BPWなど)で希釈すると、pHを調整しなくても適切な結果が得られる可能性があります この場合は一度検証頂くことをお勧めいたします -
Q
直接スタンプ法や空中落下菌検査のためにぺトリフィルム™ 培地をゲル化(水和)させた場合、有効保存期限はどれくらいですか?
また、それはどのような条件下で保存すれはいいですか?A
プレートの種類によって異なります -
Q
ペトリフィルム™ 培地に使用する希釈液はどのような種類が良いですか?
A
生理食塩水、0.1 % ペプトン水 、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水などがあります 詳細は各プレートの取扱説明書をご確認ください【注意】 クエン酸塩、重亜硫酸塩またはチオ硫酸塩が入っている緩衝液は、菌の成育を阻害するので使用しないでください -
Q
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)とペトリフィルム™ 大腸菌群数測定用プレート(CCプレート)の上部フィルムの落し方の違いについて教えてください
A
ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)の場合は、上部フィルムから手を離し、フィルムを自然に落とします ペトリフィルム™ 大腸菌群数測定用プレート(CCプレート)の場合は、気泡が入らないよう注意し、上部フィルムを持ったままゆっくりと落とします 下記ページにある「基礎的な微生物検査手順」の動画もご参考ください -
Q
微生物の成育を阻害する食品の成分にはどのようなものがありますか?
またそのような食品を検査する場合、どのように対処すればよいですか?A
生にんにく、生しょうが、生のネギ類、スパイス、抹茶粉末、コーヒーなどの場合、検体成分による静菌作用で微生物の生育が阻害され、10倍希釈液では集落形成が見られなくなる可能性があります この場合、20倍や100倍希釈液を調製するなど、希釈倍率を上げてみてください -
Q
各製品の培養条件はどこで確認できますか?
A
各製品の取扱説明書にて確認いただけます -
Q
各製品の第三者認証の条件はどこで確認できますか?
A
各製品の取扱説明書および下記の一覧表にてご確認いただけます ネオジェンジャパン 食品衛生検査関連製品 第三者認証取得 一覧 また、詳細につきましては各認証機関のウェブサイトをご参照ください AOAC OMA:https://www.aoac.org/official-methods-of-analysis/ AOAC PTM:https://www.aoac.org/scientific-solutions/research-institute-ptm/ AFNOR:https://nf-validation.afnor.org/en/food-industry/ MicroVal:https://microval.org/en/issued-certificates/ -
Q
週末に検査を行う際、規定の時間培養後にペトリフィルム™ 培地を冷蔵保管することはできますか?
A
プレートの状態を変化させないために、冷蔵(4 ℃)ではなく-15 ℃以下で冷凍することを推奨しております ただし、ペトリフィルム™ 黄色ブドウ球菌測定用ディスク(STXディスク)挿入後のペトリフィルム™ 黄色ブドウ球菌測定用プレート(STXプレート)や、ペトリフィルム™ サルモネラ属菌測定用ディスク(SALXディスク)挿入後のペトリフィルム™ サルモネラ属菌測定用プレート(SALXプレート)については、培養後すぐに判定してください -
Q
ペトリフィルム™ 培地からコロニーを釣菌することはできますか?
またどのようにして行えばよいですか?A
可能です 上部フィルムをはがし、釣菌したいコロニーの中心部に白金線や白金耳で軽く触れ、非鑑別培地に移植してください -
Q
ぺトリフィルム™ 培地上のコロニーを推定菌数を算出したい場合、どのように計算すればよいですか?
A
適正測定範囲を超える場合は、2ヵ所以上で1区画(1 cm²)あたりのコロニー数を測定し、その平均値にプレートの生育域面積を掛けることで、推定値を算出することが可能です 各プレートの適正測定範囲および生育域は取扱説明書をご確認ください -
Q
ペトリフィルム™ 培地のエッジにコロニーが密集している場合、何が原因で起こりますか?
A
測定不能多数(TNTC)の場合、プレートの接種領域の周囲やエッジに偏ってコロニーが形成されることがあります このような場合は適正測定範囲に収まるよう、さらに希釈してください -
Q
プレートを規定時間以上培養したらコロニー数が増えました
これもカウントするのですか?(例:ペトリフィルム™ 生菌数測定用プレート(ACプレート)を48 ± 3時間以上培養した場合)A
カウントしないでください 一般的に生菌数は、「標準寒天培地を用いて好気的な条件下で35 ± 1 ℃、48 ± 3時間の培養で発育した中温性好気性菌数」のことを示しています このように条件によって定義されているため、必ず規定の培養時間を守って測定してください -
Q
色の濃い検体を希釈せずに、分かりやすく判定する方法はありますか?
A
以下の方法をお試しください。それでも判定が難しい場合は、さらに希釈することをお勧めいたします。- プレートにバックライトを当ててコロニーのコントラストを上げて見やすくする
- 希釈液調製時にフィルターバッグを使用する
- 検体の粒子がある程度大きい場合(ただしストマフィルターは通過してしまう程度)は、3分間程度静置して上清を採取する
- 最長の推奨培養時間を採用し、なるべくコロニーを大きくして見やすくする
- ペトリフィルム™ 生菌数測定用ACプレートの場合は、ペトリフィルム™ カビ・酵母測定用YMプレート用のスプレッダーを用い、試料液を薄く広げる
-
Q
ペトリフィルム™ 培地に接種した後、培養まで冷蔵保存することはできますか?
A
できません 接種後はなるべくすぐに培養を開始してください -
Q
ペトリフィルム™ 培地の適正測定範囲はどのように設定されているのですか?
A
ペトリフィルム™ 培地(やその他一般的な培地)の適正測定範囲は、統計的な処理を行う際に、より真実に近い値が得られる目安として設定されています 一般的な寒天培地法では、ISO法やFDA BAM法、食品衛生検査指針などにその値が記載されており、ペトリフィルム™ 培地の場合は、第三者認証取得時に最適な値を個別に設定しています -
Q
ペトリフィルム™ 培地の廃棄方法について教えてください
A
菌の有無に関わらず、必ずオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)などを用いて滅菌後、廃棄してください 廃棄について条例等で定めがある場合は、それに従ってください -
Q
パウチ開封後はどのように保存すればよいですか?
A
湿気を避けるため、室温保存または冷凍保存してください【室温保存】
袋の開口部を折り、テープやクリップで閉じます 密封できる容器で室温(25 ℃以下、相対湿度50%以下)の部屋、あるいは空調の効いた部屋で保存し、開封後1ヶ月以内に使用してください【冷凍保存】
試験室が25 ℃以上で、相対湿度が50%以上、空調が無い場合は冷凍保存をお勧めいたします 袋をテープで閉じ、密封できる容器に入れます 製品は袋に記載されている品質保持期限以内に使用します 冷凍庫の自動霜取り装置は使用しないでください 開封前に冷蔵保管している場合や、開封後に密封して冷凍保管している場合には、急激な温度変化による結露を防ぐために、密封された状態で常温に戻してからプレートを取り出してください- ぺトリフィルム™ 黄色ブドウ球菌測定用STXディスクは、上記室温保存条件下で保存した場合、開封後6ヶ月以内に使用してください
また、冷凍保存された場合は、品質保持期限以内までに使用してください - ぺトリフィルム™ サルモネラ属菌測定用プレート (SALXプレート・ディスク)の開封後の保存条件はこちらからご確認ください
https://media.neogen.com/m/3851863f8ca560ed/original/NEO-170.pdf
- ぺトリフィルム™ 黄色ブドウ球菌測定用STXディスクは、上記室温保存条件下で保存した場合、開封後6ヶ月以内に使用してください
-
Q
パウチ開封後はなぜ冷蔵保管してはいけないのでしょうか?
A
一般的に冷蔵庫のほうが冷凍庫よりも湿度が高く、冷蔵庫は温度変化が大きく結露しやすいため、冷蔵保管を推奨していません 密封した上で自動霜取り機能のない冷凍庫で保管するか、25 ℃以下湿度50 %未満での室温で保管してください また、冷凍庫から取り出した際の温度変化による結露が問題となりますので、密封された状態で常温に戻してからプレートを取り出すようにしてください なお、冷解凍の繰り返しも同様の影響を与える可能性があります 少量のプレートを複数回に分けて使用する場合には、事前に小分けしたものを密封・遮光して冷凍保管してください
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