病原菌自動検出システム(MDS)

病原菌自動検出システム(MDS)

カタログ製品番号
MDS100JPS
アイテムコード
KJP000037
入り数
1台/箱
病原菌自動検出システム(MDS)は食中毒の原因となる各種病原菌を定性的に検出するLAMP法をベースとした迅速簡便な遺伝子検査法です
試料中に含まれる対象の病原菌に特異的な遺伝子を増幅、遺伝子増幅の過程で生じる副産物をATP発光に変換し、発光を装置で検出することでリアルタイムに遺伝子増幅をモニタリングし対象病原菌の有無を迅速に判定します
遺伝子検査に不慣れな検査員にもやさしいシンプルな操作手順が特長です
※検出には専用の試薬キットが必要です

製品説明

製品特徴

●正確な判定:病原菌固有の遺伝子配列を標的に設計されており、特異性の高い正確な検査ができます
●ソフトウェアによる自動判定なので、培養法のように判定結果が経験や個人差に左右されません
●迅速判定:リアルタイムに生物発光を検出するため、陽性判定が最短15分、陰性判定が60~75分で得られます
●3ステップ操作:増菌 → 溶菌 → DNA 増幅だけのシンプルフローで、遺伝子検査に不慣れな検査員でも再現性の高い結果が得られます
マイクロピペットによるわずか2回の分注操作で検査ができ、人的ミスの軽減につながります
●統一プロトコル:菌種を問わず操作手順が共通のため、現場の教育・トレーニング負荷を軽減できます
●第三者認証機関に認められらた高い信頼性:ほとんどの試薬が妥当性確認された検査法として第三者認証機関に認証されており、「食品衛生検査指針微生物編改訂第 2 版 2018」に収載されています
厚生労働省が国内の各検疫所に発出した「A.O.A.C.(OMA)の認証を受けた簡易測定装置による試験法」(H28.10.7)の事務連絡通知に、使用を許可された簡易測定装置として明記されています

製品仕様

●構成品:機器本体、専用パソコン、スピードローダートレイ、キャップ/デキャップツール(ライシスチューブ用)、キャップ/デキャップツール(試薬チューブ用)、チューブラック(ライシスチューブ用)、チューブラック(試薬チューブ用)、チルブロックインサート、ヒートブロックインサート
●サイズ(本体):L292×W218×H96mm
●重量(本体):4.3kg
※測定に際して以下の備品を別途ご用意ください。
ヒートブロック用ヒーター(ブロックサイズ:95 mm×149 mm)、マイクロピペット(20 μL)、フィルター付ピペットチップ、温度計(ヒーターがアナログタイプの場合)

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